クラークスの傑作ワラビー占哟。押さえたいカラーとおすすめの著こなし
英國(guó)生まれの伝統(tǒng)あるシューズブランド『クラークス』心墅。同ブランドを代表するモデルの1つ、ワラビーの魅力をひも解きながらおすすめカラーや合わせ方を解説します榨乎。『クラークス』の“顔”怎燥。ワラビーのここがスゴい
『クラークス』が誕生したのは1825年のこと。羊革を使ったスリッパの製造からはじまり蜜暑、快適さを追求したカジュアルシューズを展開してきました铐姚。1950年にアメリカからの逆輸入で大ヒットを飛ばしたデザートブーツを経て、1966年に同じくスエードアッパーにクレープソールを合わせたワラビーが登場(chǎng)肛捍。カンガルー科の動(dòng)物であるワラビーがおなかの袋で子供を育てるように隐绵、足をやさしく包み込む履き心地から之众、デザートブーツ同様にブランドの顔として愛されるようになりました。そんな履き心地も含めて依许、ワラビーの魅力を深掘りします棺禾。
魅力1
至極シンプルながら存在感抜群のアッパーデザイン
まず目を引くのが、甲部分を縁取ったU字型のステッチワーク悍手。モカシン縫いと呼ばれていて帘睦、2枚のレザーでアッパーを構(gòu)成しています。その構(gòu)造により坦康、つま先が角ばっているのも特徴竣付。プレーントゥに比べて足先の空間が広いため、長(zhǎng)時(shí)間の歩行でもつま先が痛くなりません滞欠。また古胆、スタイリッシュな雰囲気がありながらも程良いボリューム感を足元に與えてくれます。
魅力2
ハイテクスニーカーに劣らぬ履き心地のクレープソール
ワラビーをはじめ筛璧、『クラークス』のシューズと言えばクレープソール逸绎。天然ゴムを素材にしたソールのことで、クッショニングテクノロジー等の仕掛けは一切なし夭谤。ゴム本來(lái)の弾力性だけで衝撃を吸収するローテク中のローテクなんです棺牧。でも、ハイテクのそれに負(fù)けないくらいクセになるクッション性と柔軟性があるのですから朗儒、あなどれません颊乘。ワラビーのそれは、デザートブーツと比べるとやや厚めです醉锄。
魅力3
自分らしい素材とカラーを選べるバリエーション展開
スエードやカウレザーなど乏悄、異なる表情の皮革がラインアップされているのもポイント。さらにはシーズンによってはさまざまなカラーリングが揃っています恳不。もともとカジュアルシーンで気楽に履くための靴なのですから檩小、ちょっと遊びがあるぐらいが良いのです。その種類の多さから烟勋、1年中履けるのも長(zhǎng)年愛されている理由の1つ规求。まずはサンドベージュがお決まりですが、ここ最近では寫真のようなゴアテックス採(cǎi)用モデルも人気です神妹。
まず1足目にゲットしたいのはド定番色
ブラックやネイビー颓哮、ブラウンにホワイト。さまざまなカラーが季節(jié)ごとにリリースされているワラビー鸵荠。そのなかでも冕茅、まず手に入れるべきはベージュでしょう。トレンドに左右されず、コーディネートに1番合わせやすいのがおすすめの理由姨伤。とくにインディゴのジーンズとの相性は抜群です哨坪。寫真のようなミッドカットのブーツタイプなら、細(xì)身のパンツともバランス良く合わせられます乍楚。
著こなしのテイスト不問(wèn)当编。色別に探る、より今季的な著こなし方
シンプルなデザインなので徒溪、カジュアルがメインの戦場(chǎng)ではありますがビジネスや冠婚葬祭以外ならどのコーディネートにもマッチするワラビー忿偷。「短靴じゃ堅(jiān)すぎるし臊泌、スニーカーじゃラフすぎる」と悩むようなときにこそ活躍してくれます鲤桥。前項(xiàng)でまずはベージュをと提案しましたが、それを含む定番3色にはどんなコーディネートがマッチするのでしょう渠概。ベージュ茶凳、ブラウン、ブラックのワラビーを使ったスタイリングの好例を見てみましょう播揪。
コーデ1
まずはこの色から贮喧! ベージュのワラビーを取り入れたコーディネート
1足目に選びたいカラーとして紹介したとおり、『クラークス』のワラビーといえばベージュが定番かつ大人気猪狈。購(gòu)入直後のクリーンな色みも大人らしいですが箱沦、色みが変化するほどに履き込んでも味わい深くておしゃれです。
ダウンジャケットとワラビーのカラーをリンクしただけで著こなしに統(tǒng)一感が生まれた好例雇庙。インナーとパンツを暗色にしてカラーにギャップを作ったことで饱普、アウターと足元がよく映えます。ニットキャップの色みで遊びを加味したことでコンサバを回避しているのも參考にしたいですね状共。
クラシックなウェアが注目される今季、ダブルのテーラードジャケットにワラビーを採(cǎi)用すれば大人らしいトレンドスタイルを確立できます谁帕。テーパードシルエットのパンツを合わせれば峡继、スッキリとした足元が表現(xiàn)可能。バッグやグローブとシューズカラーをシンクロさせている小技もポイントです匈挖。
コーデ2
2足目にゲットしたい碾牌、ブラウンのワラビーを取り入れたコーディネート
ベージュ人気に勝るとも劣らない、秋冬らしい色みのブラウンもおすすめ儡循。著こなしサンプルでも挙げているとおり舶吗、白やアースカラーのパンツと合わせるのが新鮮です。もちろん择膝、ジーンズとの相性は言わずもがな誓琼。
人気継続中のMA-1とデニムジャケットを組み合わせたアメカジスタイル。男らしさが充満する両者を、ホワイトのコーデュロイパンツとワラビーできれいめなテイストにスイッチさせています腹侣。インナーのタートルネックと色合わせをして叔收、まとまり感を出しているところも高評(píng)価!
デニムジャケットとタックインしたシャツ傲隶、ゆったりサイズのチノパン饺律。そのメリハリがついたトラッド感あるワークスタイルが秀逸な著こなしです。そこにブーツタイプのワラビーを組み合わせてスタイルを加速させています跺株。使用アイテムはすべて中間色で統(tǒng)一しているので复濒、安定感のあるコーディネートに仕上がっています。
コーデ3
より大人な印象に乒省。 黒レザーのワラビーを取り入れたコーディネート
カジュアルな印象のワラビーですが巧颈、黒レザーのそれは話が別。足元を引きしめ作儿、スタイリングをより大人らしく見せてくれる立役者なんです洛二。カジュアルシーンでもきれいめに見せたい、という方にはこちらがおすすめ攻锰。
イギリスの歴史ある『バブアー』と『クラークス』とで作った英國(guó)コンビ晾嘶。老舗ブランドが醸し出す、イギリス特有の落ち著いた雰囲気が大人のムードを高めています娶吞。上半身はネイビー垒迂、下半身はブラックとカラーをブロックで區(qū)切ったことによりコーディネートにまとまりが生まれます。
ダッフルコートとアンクル丈のテーパードパンツを使ったきれいめな裝いにもワラビーは相性抜群妒蛇。ボリューミーなコートと全體のダークトーンによって重たくなりがちな印象を机断、チラリとのぞかせた足首で抜け感をフォローしています。足元のワラビーが良いあんばいに主張され绣夺、コートの重量感とバランス良く馴染みました吏奸。
悪天候でも安心。ゴアテックス搭載タイプのワラビーも狙い目
1966年に登場(chǎng)したワラビーの基本デザインはそのままに陶耍、スペックをアップグレードしたワラビー GTX(ゴアテックス)も登場(chǎng)しています奋蔚。その名の通り、防水性と透濕性を兼?zhèn)浃工敫邫C(jī)能フィルムのゴアテックスを使用烈钞。雨の日でも水の侵入を防ぎ泊碑、靴の內(nèi)部をドライにキープしてくれます。アッパー表面の素材はスエードだけでなく毯欣、レザーのモデルも展開馒过。表面に撥水スプレーなどを使えば、より安心して悪天候でも履くことが可能です酗钞。実はアッパーだけでなくソールもアレンジされていて腹忽、定番のクレープソールよりもグリップ性能の高いビブラムソールを採(cǎi)用しています来累。ボリューム感のあるソールですが、ホワイトのソールなので軽やかでクリーンな印象留凭。白いソールが好きな人にもおすすめのワラビーです佃扼。
待望の復(fù)刻を果たしたモンク仕様のワラビーにも注目
シューレースではなく、バックルとストラップでスリッポンのように脫ぎ履きできるワラビーモンクが登場(chǎng)したのは蔼夜、1970年代のこと兼耀。シューレースの時(shí)には出せなかったインパクトと著脫のしやすさにより、1990年代に1度復(fù)刻がなされたものの求冷、そこからしばらく表舞臺(tái)に現(xiàn)れることはありませんでした瘤运。そして、2018年に『ユナイテッドアローズ』の手により別注という形で再度復(fù)刻匠题。バックルやストラップを現(xiàn)代的にアップデートし拯坟、スエードも撥水スエードに変更してあるなどルックス的にも機(jī)能的にも優(yōu)れた1足に仕上がっています。次の復(fù)刻がまたいつになるのか分からない今韭山、ワラビーファンとしては確保しておくのが正解でしょう郁季。
某フリーライターに弟子入りし味赃、獨(dú)立掀抹。10代から30代のメンズファッション誌を中心に執(zhí)筆する。ブラックミュージックが大好物で長(zhǎng)髪が自身のトレードマーク心俗。