いい意味で「ナンガこりゃ!?」な、ブランド初のアーティストコラボ

出落ちタイトルで恐縮だが铆农、今回は人気のジャパンブランド『ナンガ』のコラボレーションについて。スリーピングバッグを出自とするダウン製造のリーディングカンパニーが、初めてアーティストと手を組んだ沼头。ラインアップはTシャツから寢袋、ポーチまで背捌、近年のブランドの活躍ぶりを物語るように幅広い烙如。そして、そのどれもが異色なのである徘溢。

というのも助被、コラボパートナーがとことん風変わりなのだ揩环。その人物こそ顾犹、現(xiàn)代蕓術(shù)家のケン?カガミ氏蹦渣。社會問題やカルチャーを鋭く捉え认臊、彫刻や絵畫としてアウトプットする獨自の手法で話題を呼び……失晴、と小難しい説明は抜きにして、とにかくジョークの効いたユーモラスな作風で知られる人物は拆又、同時にファッションスタイリストのアシスタント経験者でもあるらしい。これまでにさまざまなブランドとコラボを重ねているが、そうした背景にも彼のアートとファッションとの親和性が見て取れる涣雕。

まずはTシャツ。ラフなタッチのイラストやロゴが印象的だが、イラスト入りの2枚には當然のようにダジャレが潛む旺垒。“テント”型の“てんと”う蟲眯搭、寢ている寢袋＝スリーピングバッグ。それらを今の気分のビッグシルエットに落とし込んだ棍好。最近では本気すぎないアウトドアな服が支持層を拡大しているが、ジョークを交えたこんな手法も允耿、“本気”からのクールな離れ方だといえそうだ借笙。

より強烈なヒラメキを宿すのが、スリーピングバッグとミニポーチだろう较锡。前者は『ナンガ』の2人用スリーピングバッグ「ラバイマバッグ」をベースに业稼、電卓型に魔改造÷煸蹋「パッと見た瞬間ビビッと電卓に見えた」というデザインの理由がとてつもなくクールだ低散。ちなみに、リップストップナイロン×スパニッシュダウンを素材に用いるなど骡楼、品質(zhì)はいたって真面目谦纱。このギャップにもグッとくるはず。

そして後者は君编、寢袋から著想を得たポーチを部屋物件になぞらえたもの。何をいっているか一瞬ではわからないかもしれないが川慌、そういうことなのだ吃嘿。寢袋型のポーチには、「ペット可」や「空室」などの手書きメッセージが梦重。そもそもは電話の収納をメインに考案されたようだが兑燥、飲み物を入れたりテントに掛けたりするなどユーティリティに使える。むしろ用途次第で琴拧、使う人のセンスが試されているような気もしてくる降瞳。

Text_Naoki Masuyama